開発国への援助

開発国への援助

真言密教の流れをくむ真如苑は、開発国への支援を行っています。「ひとりひとりの生命を大切にしたい」という思いのもとで行っているようです。
世界の各地では、紛争や戦争が起こっていたり、経済的に困窮している地域もあります。そうした地域に住む人々を救いたいという思いから真如苑は支援を行っているようです。
紛争地域等では外部から足を踏み入れ支援を行うというのは、トラブルに巻き込まれてしまう可能性もあり、危険なものだといわれています。
そこで真如苑は、専門家とともに考え、必要な支援を必要とされるときに、しかるべき知識を持った組織と話し合いを行い、支援活動を行っているようです。
また、貧困地域の中でも、特に支援の届かない地域にも足を運んでおり、さまざまな支援を行っているようです。

真如苑のYouTubeはこちら

福祉への貢献

多くの人が望んでいる幸せな生活には社会的な援助は不可欠といえます。私たちはひとりで生きていくことは難しいもの。誰しもがなんらかの形で社会的援助を受けているのではないでしょうか。その社会的援助が保障されるための活動を真如苑は行っているのです。
また、福祉という観点から真如苑ではボランティア活動を行っているようです。ボランティア活動にはいろいろなものがあるのですが、信者や職員がボランティアを行うということだけでなく、ボランティアのための組織を作ったり、また、福祉活動を行うさまざまな団体に対して支援を行っていたりと、その関わり方はさまざまのようです。

真如苑という団体

このような福祉や社会貢献を行う真如苑は1936年に生まれた教団となります。70年を超える歴史のある教団で、京都にある醍醐寺で修行を修めた伊藤真乗という僧侶が開いたものです。現在は、伊藤真乗の娘である伊藤真聰が継主として、教団を率いています。
真言密教を基本としているのですが、密教の教え自体は出家して正しく学ばなければその意味の理解は難しいようです。しかし、その教えを僧侶だけでなく、より多くの人が仏の教えを正しく修行することができるようにとの思いから設立したようです。
中心となっている経典は「大般涅槃経」を中心としているようです。
そもそも「真如」というのは、いろいろな意味を持つ仏教用語なのですが、今を生きるひとりひとりが、仏の教えを学びながら、生き方の中に幸せを見いだしていけるようにといった願いが込められているといわれています。
現在は、国内だけでなく、20か国で100を超える寺院があるようです。国内では90万人の信徒が活動を行っており、海外の信徒を加えると、100万人を超えているようです。